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静岡県浜松市のタカラ・エムシーさんの店「フードマーケットマム」

 浜松市で7店を運営する主婦の店浜松タカラ・エムシーと業務提携したのが、2007年6月。今回、訪問したのは、2008年9月に改装した「フードマーケットマム」高丘東店。
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2005年9月にオープンした主婦の店浜松のリベロ高丘店を閉店させて、3年で全面改装(建替えではなく)とはなかなか思い切った投資ですが、近くにあるディスカウント店の「ビッグ富士 姫街道店」と浜松の地場スーパー「スーパーいしはら高丘店」との競合対策でしょうか。
金~月曜日の四日間を営業するビッグ富士もかなり繁盛。スーパーいしはらも低価格路線と地場の強みを活かしてなかなか集客している。それぞれがそれぞれの強みを活かしての戦い・・・という評論家的意見はともかく、自分が店長だったらイヤな地区であることは確か。
 それではフードマーケットマムの話。
この業態以外に前出の「主婦の店リベロ」の他、タカラエムシーにはブラジル食材専門のスーパー「アソーゲタカラ」、肉の専門店である「肉の九州屋」、その他飲食店を経営されている。特にフードマーケットは横浜方面まで出店されているようで。もともとは静岡市の「肉の宝屋」さんからスタート。食品中心にいろいろと多角的な店舗を持っています。
フードマーケットマム高丘東店。前回、訪問した主婦の店リベロ萩丘店もそうなんですが、店内に入ると一方通行で青果→鮮魚→精肉→日配→惣菜と壁周りをぐるっと回らないと加工食品売場に到達できないレイアウト。
2 そして、装飾は「動物のぬいぐるみ」。店内の売場上部に多数飾られている。

売場では、青果がインパクトのある売場作りをしている。「どっかで見たなあ」と思って過去の訪問時の記録を調べると、三重県のグッディの青果売場の作り方に似ている。偶然なのか、どっちかがモデリングしたのかは不明。
左がグッディで右がマムのイメージ(写真は編集してあります)PhotoPhoto_4
 

とにかく、通路中央に売場が作られていて、カートを押しているとすれ違えない。なので、皆さん一方通行で進んでいく。寿司7カンで398円の商品を見ながら、日配のはみだし陳列を縫うように惣菜売場へ行くと、味噌汁と炊飯機でのセルフ販売。ばくだんお握りも手作りお握りも品揃えされている。
最後はレジ前エンドが木枠に詰められた販売方法なのに驚く。
(イメージ図)
1_2 「マムコンセプト。良いものを毎日、どこよりも安く」と「ありがとうの気持ちを込めて、カゴいっぱいの安さを追求します」の看板に見送られて退店。

当日はブラジル食材を販売するアソーゲタカラ浜松インター店高丘店。フードマーケットマム頭陀寺店へも訪問しました。

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